毎日暑い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか、今日は夏を代表する花・サルスベリの花の紹介です。きれいに咲いていましたので、お客様のお庭で写真を撮らせて頂きました。
サルスベリは別名(百日紅・ひゃくじっこう)とも呼ばれています。
<物語> 中国の伝説で、恋人と百日後に逢うことを約束した乙女が、約束の百日目の直前に他界、その死んだ日の後に咲いたという花.日本では元禄時代の園芸書「花譜」に、「紅花が100日間咲く」と説明があったので、”百日紅(ひゃくじつこう)”.
また、木の肌が滑らかなので、猿も滑ることから、”猿滑”とついた.木の肌を掻くとくすぐったそうなので”クスグリノキ”という別名もあります。
サルスベリの花の楽しみ方を紹介します、まづは初夏に咲き始める花を楽しみ、8月の下旬近くまで充分に楽しんだ後は花の咲いている枝の元から20~30㎝残し枝を切り落とします、切り落とした枝先から新しく幾つかの枝が伸びてきます、そしてその枝先にもう一度花芽が付き花を咲かせてくれます、9月中旬過ぎまで花を楽しむ事が出来ます。一度試されて下さい。
あともう一点サルスベリはよくウドンコ病が付き、すす病となりせっかくの花芽がやられてしまい、そのままにしておくと花をみる事が出来ません、消毒はもちろんですが、すでにすす病にやられてしまったサルスベリは、思い切って20~30㎝残して枝を切り落として下さい新しく出た枝先には必ず花を付けてくれます。
毎年病気にやられて花を見れない方は是非一度試して下さい。ではサルスベリの花の写真を見てくださいね。